大切な家族の振袖で、二十歳を迎える
Re Style -ママ振り-
「お母さんの振袖を着るから、ママ振」って、いいかも。
お母さんが着た振袖を着物屋さんにもっていけば、私にぴったり合うようにサイズを直してくれて、
おしゃれな帯や小物で、私好みのコーディネートにしてくれるんだって!
ママが好きだった色や柄、きっと私にも似合うと思うんだよね。
なんといっても、母はもちろん、家族の喜ぶ笑顔が嬉しい!
レトロな色&柄行が際立つ☆
優しげカラーの帯ではんなりコーデ
Point.1
コーディネートの中心は「帯」
帯は色や柄が豊富なので、できれば新調をおすすめします。お母様の時は黒でゴージャス感を出していましたが、今回は優しい色と柄にチェンジ。レトロやスタイリッシュにも変身できます。帯は素材が進化し、長時間着けても疲れにくくなっています。長さも、華やかな飾り結びができる長さか確認しましょう。
Point.2
顔映りがキマる「半衿・重ね衿」
面積は小さくても、顔映りを左右する重要なアイテム。顔に近い半衿は肌が明るく見えるホワイト系か、レトロ感やモード感のあるブラックに挑戦しても。重ね衿は差し色になるので、振袖の色との対比を効かせ、さまざまな組み合わせを試して相性のよいものをセレクトしましょう。
Point.3
おしゃれ心が映える「帯揚げ・帯締め」
どちらの小物もバリエーションがたくさんあります。ママ振りには、デコラティブなパーツがついた帯締めを合わせると、ぐっと雰囲気が変わっておしゃれ。帯揚げは素材も吟味して、つややかな綸子生地の白を合わせれば、清楚なスタイルに。ボリュームのある絞り、発色のよいちりめんなども試してみましょう。
Point.4
完成度を高める「草履&バッグ」
シルバーグレーの草履とバッグは振袖の色・柄と調和して、すっきりとコーディネートをまとめています。格式のあるシンプルな形で仕上げるか、レトロさやカッコよさを出すかなど、違うパターンのものも合わせてイメージを固めましょう。ほどよくヒールに高さがあれば、スタイルアップ効果も抜群!
Point.5
ニュアンスを生かした「髪型」
クラシカルな振袖におすすめのヘアスタイルは、エアリーなシニヨン。ランダムに巻いた髪を低めでふんわりまとめて、後れ毛でニュアンスを出しましょう。前髪はナチュラルにカールさせれば、たおやかで好印象。帯の色味と合わせた洋花で飾れば、今っぽくて洗練された大人ヘアに。
帯と小物のリ・スタイル
同じ振袖で、イメージがガラッと変わります!
シルバーの帯とグレーや黒の小物でそろえて、エモさをポイントに。色味がシンプルな分、帯締めの飾りでボリュームを出すなどの工夫も。
くすみがかったゴールドの帯は、レトロさやアンティーク感を出すのに最適。小物はピンクなどガーリーな色を選んで、振袖の華やかさとマッチさせて。
受け継がれる大切な振袖、
まずは着物専門店に相談しましょう!
こんなお悩みありませんか?
何年もそのままにしていたから…
古くてかび臭い…汚れてないかしら
サイズが娘と合わないけど…
娘が着たい!って思わないんじゃ…
ご安心ください。
その振袖、まずは洗いましょう!
汚れやにおいもスッキリ。
色・柄の印象もクリアになって、振袖が蘇ります。
困ったときは、
振袖のプロにお任せください!
着物には、「悉皆(しっかい)」という何でも相談できるお直しのプロがいます。
汚れた、破れたなどはもちろん、カビが出てしまった、サイズが合わなくなったなど…
どんな相談でも受け付けてくれます。
悉皆にかかれば、たいていの着物は再び輝きを取り戻します。
まずは、振袖のプロにご相談ください。
まずはお母様の振袖をチェック
多少の身長差があっても問題ありませんが、より適したサイズにすることで着崩れしにくくなります。サイズを直す場合は、着物を解いて袖丈や身丈など、お嬢様に合わせて仕立て直しをさせていただきます。
気になる汚れやにおいがあっても心配無用。専門的な和服洗いで、きれいに落とすことができます。また、変色やシミも目立たなくすることができます。
ほつれてしまった刺繍や剥がれた金彩加工があっても諦めないでください。元通りに直すことができます。
必要なメンテナンスや、新しくできるコーディネートを知るために、
一度、着物専門店で振袖を点検してもらいましょう。



